Part 1 : 銀座

3連休中日の今日は天気もいいことだし、久しぶりに銀座まで行ってきた。というのは、今日は無性にラーメンが食べたくなり、外で食べるならやっぱり博多ラーメンがいいやと思ったのだ。そこで、福岡にいたときに時々行っていた博多ラーメンのお店「一風堂」のホームページを見てみたら、東京にも六本木、銀座、高田馬場、恵比寿など結構お店があるようだ。どこにしようかと思ったが、どうせならついでに山野楽器本店でCDも買いたいので銀座に行くことにしたのだ。

ということで、京王線で新宿に出て、そこから丸ノ内線で銀座へ。丸ノ内線に乗るのも久しぶりだ。銀座で電車を降りて、まずは一風堂へ。HPの地図ではお店は東銀座の方にあるようなので、晴海通りを突き進む。今日は歩行者天国になっている中央通りを過ぎてさらに昭和通りの交差点へ。お店はここから日本橋の方に少し行ったところのようなので、歩きながらお店を探すと、お店は昭和通に面したところにあった。


お店の入口にいくと、地下一階にあり、なんだか隠れ家的な雰囲気だ。中に入ると厨房の前がカウンター席になっていて、入口横と奥にテーブル席があるようだ。僕は一人だったのでカウンター席へ。注文したのはオーソドックスな豚骨ラーメン “白丸元味” で、麺は固ゆでだ。博多ラーメンは極細麺なので、固ゆでで頼まないとふやけてしまうのだ。程なくして “白丸元味” がでてきた。シコシコの極細面とまろやかな豚骨スープがまたいい。僕はラーメンを食べるときはスープを飲み干すことはほとんどないのだが、今日はスープまで飲み干してしまった。それほどおいしかったのだ。“替え玉” を頼むのを忘れていたが、スープを飲み干してしまったので、今日はこれくらいにした。今度はもっとお腹を空かせて行って ”替え玉“ を頼もう。

そういえば、博多ラーメンは豚骨スープが独特の匂いがするのだが、ここのラーメンはそれがないのだ。子供のころ初めて豚骨ラーメンを食べたとき、「なんか変な匂いがする」と思ったものだが、食べ慣れていくうちにこれが当たり前のようになっていくのだ。でもここのラーメンに限らず、最近食べた豚骨ラーメンには独特の匂いがないのが多いように思う。豚骨ラーメンも洗練されてきたのかな。でもこれはこれで、地元以外の人でも食べやすくていいと思う。


ラーメンを食べた後、店の入り口で写真を撮った後中央通りに戻った。今日は3連休中日で、しかも天気がいいので歩行者天国は大勢の人が訪れていた。ここでも何枚か写真を撮ってから山野楽器本店へ。入口でジャズコーナーがある階を確かめて、3Fのジャズコーナーへ。山野楽器へ行くのは何年振りかなので、その頃とは若干変わったようだ。たしか、ジャズコーナーの隣にはクラシックコーナーがあったはずだが、今は別の階になっている。今日は2枚は買うCDを決めていた。1枚はジャズバイオリニスト・寺井尚子の新作、もう1枚はアルトサックス奏者・小林香織のゴールデンベスト。他に何かいいのはないかと店内を探し回っていたら、ラリー・カールトンの " Greatest Hits " (輸入盤) を見つけた。これは昔の曲を単に集めたのではなく、再レコーディングしたものらしい。しかも日本版の発売予定はないらしいので、買うことにした。

今日買った寺井尚子のCDには、4月27日に山野楽器で行われるミニライブの入場券も付いていた。月曜日なので行けるかどうか分からないが、18時オープン、18時30分スタートなので、定時に速攻で退社して行ってもギリギリ間に合うかどうかだ。仕事を早めに切り上げられそうだったら行こうかな。


CDを買った後は、天気もいいので、歩いて東京駅まで行ってみることにした。歩行者天国を歩いていたら道の真ん中で何やら人だかりができている。何だろうと思って覗いてみると、2頭のセントバーナード犬がいる。1頭は白地に茶色の模様で (セントバーナード犬といえば頭に浮かぶ模様です) 、もう1頭は黒毛だ。黒毛のセントバーナード犬は初めて見た。2頭ともとってもおとなしそうな犬で、周りの人はしきりに写真を撮っていた。僕も思わず写真に収めてしまった。

Part 2 : 丸の内

京橋あたりまで歩いたところで左に折れて、東京国際フォーラムの方に行ってみた。外堀通りとの交差点にあるパシフィック・センチュリーの前を過ぎて新幹線と東海道線 (その他) のガードをくぐると、東京国際フォーラムの目の前に来る。ここに来たのは年末の上原ひろみのコンサートにいって以来だ。東京国際フォーラムの向かいにある三菱東京UFJ銀行の隣には、近代的な高層ビルに囲まれて、レンガ造りの歴史的な建物がある。後で調べたら、この建物は1894年 (明治27年) に竣工した三菱一号館を復元したものだそうだ。後ろにある丸の内パークビルディングと一体になって再開発されているそうだ。




復元された三菱一号館と近代的な丸の内パークビルディング。手前にある三菱一号館とは対照的で、明治と平成が同居しているよな佇まいです。

この後は東京駅前へ。駅の隣には、ちょっと前に鳩山総務大臣 (当時) が乗り込んで物議をかもした、改築工事中の東京中央郵便局がある。僕のような素人にはただの古いコンクリートのビルにしか見えないが、歴史的にも重要なものらしい。


東京駅の丸の内口の駅舎も工事中で、開業当時の本来の姿に復元されるそうです。

もう大分日が傾いてきたので、この日の撮影はこれでおしまい。