東京都心散策(15) - 東大とその周辺 -

Walking in Tokyo No.15  -2013.02.10-

- University of Tokyo and Its Surrounding Area -

Part 1:東大構内

この日はあまりにも天気がよく、家にいるのがもったいなかったので、カメラを持って出かけることにした。とはいってもどこに行くか当てもなく出たので、とりあえず新宿に出て、それから考えることにした。新宿から中央線に乗って東京方面に向かっているとき、ふと思い立って途中のお茶の水で降りることにした。

駅を降りて聖橋を渡って本郷通りを東大の方面に向かって歩いて行って、東大の赤門の前まで来た。とりあえず赤門の写真を撮って、東大の構内へ。構内をあちこち歩いて行ったら安田講堂の前まで来た。とりあえず、東大の象徴ともいえる安田講堂の写真を撮ることに。


赤門

赤門(正面から)


これは何の建物だろう?

安田講堂




それにしても東大の広大なキャンパスの中は、都心にあるにもかかわらずとても静かだ。日曜日ということもあり学生の姿もまばらだし (学生以外の家族連れの人などはちらほらいたけど) 。
そのあともキャンパス内を散策して写真を何枚か撮った。










さすがに東大は歴史のある大学だけあって、外観がレンガ造りの重厚で、アカデミズムを感じさせる建物が多い (僕の大学にもこんな感じの建物がいくつかあった) 。昨今の大学はきれいなビルに建て替えられたところも多く、なんだか大学の建物というよりオフィスビルのような感じがして、アカデミズムのかけらも感じられないところも多くなったような気がする。やっぱり大学の建物はこういう点も考えて造るべきではないかなぁ (お前は考えが古いって言われそうだけど・・・) 。


Part 2:東大の周辺

東大のキャンパスを散策した後は、大学近くを散策することにした。赤門前の信号を渡ったところに法真寺というお寺があったのでとりあえず行ってみる。このお寺は明治の女流小説家・樋口一葉ゆかりのお寺で、このお寺の境内のすぐ隣に、一葉が幼少の頃を過ごした家「桜木の宿」があったそうだ。


法真寺の門

門の脇にある「樋口一葉ゆかりの桜木の宿」の説明板


法真寺の本堂

法真寺の山門

この後大学前の通りを歩いていたら、交差点そばにやたらと提灯が付けられている山門らしきものが目に入った。山門には本郷薬師と書いてある。とりあえず門をくぐって、どう見ても雑居ビルの裏側という感じのところを歩いて行くと、赤い小さなお堂がぽつんと建っている。どうもこれが本郷薬師らしい。


提灯だらけの山門

本郷薬師


近くにある櫻木神社


十一面観音菩薩坐像

この辺りの路地裏を少し散策した後は、もと来た道を歩いて行って神田明神の前まで来たところで、とりあえずここで休憩することにした。境内を歩いていたら、えびす様の像の前の囲いの中に仔馬がいた。でもこの仔馬、じっとしていて随分おとなしかったです。


神田明神の仔馬


神田明神の近くにある神田の家

神田の家

神田の家は、江戸時代より神田鎌倉町で材木商を営んできた遠藤家が、関東大震災後、昭和初期に建てた店舗併用住宅で、千代田区指定有形文化財だそうです。

鳥居の横にある甘酒屋さんで甘酒を一杯いただいた後は、秋葉原から日本橋を経て、東京駅近くまで歩いて行ったが、さすがに歩き疲れたので、八重洲口地下街にあるキリンシティでビールと食事をとることに。

おわり。