清水寺
清水寺あたりで写真を撮ろうと思って、久しぶりに清水山にいった。清水寺といっても京都にある超有名なお寺ではなく、福岡県みやま市 (旧山門郡。「やまとぐん」 と読む) 瀬高町の清水山にあるお寺だ。
まずは、場所について説明する。
みやま市は福岡県南部 (筑後地方という) にあり、久留米市と大牟田市の中間に位置する。同市の西隣りには川下りで有名な水郷・柳川市がある。JR九州・鹿児島本線の瀬高駅で下車し、東へ2kmほど行ったところに清水山 (きよみずやま。標高約330m) がある。その中腹にあるお寺が清水寺だ。
途中の清水寺本坊庭園まで車で行って、そこから清水寺の本堂まで歩いた。まず、清水寺本坊庭園の辺りで写真を何枚か撮った。でも、庭園にある建物の入口には 「カメラを持っての入場お断り」 とか何とか書いてある。仕方がないので中に入るのはやめて本堂の方に行くことにした。
清水寺本坊庭園
|
本坊庭園入口前
|
本坊庭園入口にある木
|
本坊庭園の近くで撮った花の写真。
下の二つの写真は背景をぼかして、花を強調するように加工してみた。よく見ると同じ花だった (笑) 。
石段の登り口までは小川沿い散策路があり、その先には楼門に続く石段がある。
僕は、小学校から高校まで、春の遠足といえば決まって清水山だったので、 この道は何回も通ったのだが、その頃は学校から歩いて山のふもとまで行って、それからさらに山を登って行ったので、結構な距離を (5~6km はあったと思う) 歩いたものだ。 今ではとても歩く気にはなれないけど・・・。このあと散策路から石段を上って楼門へ。
楼門へ続く石段
|
楼門
|
さらに石段は続く
|
この楼門は延享2年 (1745年) に柳川藩6代藩主・立花貞則公によって建立されたもので、現在は県から有形文化財に指定されているらしい。
楼門からさらに石段を登っていって、やっとのことで本堂へ着いた。久しぶりにこんなに階段を上ったので、心臓がバクバクしている。ひとまずここで休憩をとる。
本堂近く
|
石段の最上段からみた楼門
|
清水寺本堂
|
本堂横の休憩所からみた楼門
|
本堂横の休憩所で一休みしてから三重塔へ。この塔は柳川領内住民と近国信者の寄進により、天保7年 (1836年) に落成したといわれていて、これも現在は県指定の有形文化財になっている。
三重塔
|
正面から見た三重塔
|
三重塔の傍の桜がまだ咲いていた。
一通り写真も撮ったことだし、そろそろ帰ろうと思い、石段を下って来た道を戻り駐車場へ。久しぶりに長い石段を昇ったので翌日は脚が筋肉痛で大変だった (^_^;)。
おわり。