Part 1 : トリノ・エジプト展 at 東京都美術館
15日のお盆の日に、上野公園にある東京都美術館で開催さているトリノ・エジプト展に行ってきた。エジプト展は横浜でもやっていて (海のエジプト展だったかな?) 、どちらに行くか迷ったが、結局上野で開催されている方に行くことにした。
家を出たのがお昼頃だったので、途中、駅で昼食をとったりしていたら、結局上野に着いたのは午後2時半頃になった。今日はお盆休みで土曜日なので上野公園は多くの人が訪れていた。上野公園の入り口でエジプト展が開催されている東京都美術館の場所を確認して会場へ直行した。中に入ってみると人でごった返していてびっくり。チケット売り場にも行列ができていて、チケットを買うだけで20分くらいかかった。こんなに時間がかかるんだったら前売り券を買っとけばよかった。
|
トリノ・エジプト展のリーフレットの表と裏
|
チケットを買ってから入場口の列に並ぶ。この行列は何列にも並んでいてとっても混んでいる。来場者が多いので入場制限がかけられているようで、入場まで30~40分と書いてあった。待つこと数十分、やっと中に入れることに。入口付近にレンタル料500円の音声ガイドの機械が置いてあったので、ついでにこれも借りることにした。
今回開催されているエジプト展で公開されているのは、イタリアのトリノにあるトリノ・エジプト博物館に所蔵してある古代エジプト・コレクションで、ロンドンの大英博物館、パリのルーヴル美術館と並ぶ世界屈指のコレクションで、日本では初公開だそうだ。
展示場の中に入ってみるとここも混みあっていて、たしかに入場制限をかけて順繰りに人が入れ替わるようにしないと、収拾がつかなくなりそうな状況だった。こんなに人が多いと順番に見て回ると結構時間がかかりそうだったが、展示室がB1~2Fにわたっていて、僕は今腰を痛めていて階段を何度も上り下りすると結構つらくなりそうだったので、音声ガイドを聴きながら順番に見て回ることに。
今回展示されているのは、木棺や石碑、アクセサリーなどのほかに、大型の彫像もあり、中でも見どころは「アメン神とツタンカーメン王の像」かな。ツタンカーメンといえば「黄金のマスク」が有名だが、彫像もあるとは知らなかった。それとミイラも (子供のミイラと大人のミイラ) 。本物のミイラを見たのは初めてだ。あとは、死者の霊魂が肉体を離れてから冥府の国に入るまでの過程をパピルスに書き記した「死者の書」も展示してあった。「死者の書」という名前は、はたしか世界史の授業で習った記憶があるが (随分昔の高校の頃の話なので記憶があいまいだが・・・) 、実際に目にするのはこれも初めてだ。
何だかんだといって、全部見て回っていたら閉館の時間になってしまった。
外に出て一服してから、美術館の周りで写真を何枚か撮っていたら、建物の前にある木の下に猫がいるのが目に留まった。白猫と黒猫、他にも2匹くらいいるようだ。白猫の方は木の下で気持ちよさそうにしているので、思わず写真に撮ってしまった。黒猫の方はなかなかじっとしていなくて、後で写真をよく見たらブレていて失敗してしまった。
東京都美術館 東門
|
美術館の正門近く
|
正門横のトリノ・エジプト展の看板
|
トリノ・エジプト展の看板
|
正門から見て正面にある球状のオブジェ
穴は一体何?
|
もうひとつのオブジェ
これは何を表わしているんだろう?
|
白猫
|
美術館前の木
|
Part 2 : 上野公園の噴水
それから駅に向かう途中で、噴水のある池が目に留まったので、ここでも何枚か写真を撮った。池の向こうに見えるのは国立博物館のようだ。東京の国立博物館は、昔 (10年以上前だったかな) 一度行ったことがあるが、それ以来行っていないので、また行ってみようかな。
噴水 (その1)
|
噴水 (その2)
|
噴水 (その3)
|
噴水のある池の全景
向こうに見える建物は東京国立博物館
|
ブログのエジプト関連の記事はこちら。
◆新発見!エジプト展
◆古代エジプトの男装の女王