福岡市内散策(7) - 真夏の福岡:箱崎 筥崎宮 ~ 九大 -

Walking in Fukuoka City No.7  -2011.08.16-

- Fukuoka in Hot Summer - Hakozaki : Hakozakigu shrine ~ Kyushu University -

Part 1:筥崎宮

夏休みに去年亡くなった親父の一周忌と初盆、それから母方の祖母の五十回忌のため、母親と姉たちとその家族、親戚が集まり、お寺で法要をした翌日、福岡市内を散策しながら写真を撮った。

今回はどの辺りに行こうかと考えたが、東区の方にはあまり行ったことがないので、今回は「筥崎宮」まで行ってみることにした。天神から地下鉄に乗って、途中の中洲川端で箱崎線に乗り換えるのだが、考えてみれば、福岡の地下鉄は空港から博多駅や天神の間はよく利用するのだが、箱崎や貝塚方面に行く路線に乗るのは初めてだ (といっても同じ電車が走っているのだが) 。

箱崎宮前駅で電車を降りて地上に出ると、目の前はもう筥崎宮の参道だ。筥崎宮は筥崎八幡宮ともいわれ、京都の石清水八幡宮、大分県宇佐市の宇佐神宮とともに日本三大八幡宮の一つとされる、福岡市内に数ある神社の中でも由緒ある神社なのだ。


地下鉄駅近くの 「二の鳥居」

境内入口にある 「一の鳥居」


入口脇にある社号標
「大社筥崎宮」 と
記されています。


楼門
この向こうに拝殿と本殿がありますが、
中には入れないようでした。


とりあえず境内に入ってお参りをして中を散策してみた。
楼門には 「敵国降伏」 の扁額が掲げられています。これは元寇の際、亀山上皇によって奉納されたものだそうです。
この日は特にお祭りなどの行事が行われているわけではなかったので、訪れる人もまばらで境内はひっそりしていて、人の人数より鳩の方が多いくらいだった。


絵馬殿

ご神木筥松

ご神木筥松のまわりに絵馬がたくさんくくりつけてありますが、福岡ソフトバンク・ホークスとアビスパ福岡の優勝祈願の巨大な絵馬が一際目を引きます。


建設中の亀山上皇尊像奉安殿





大楠


蒙古軍船碇石と元寇防塁

元寇防塁は早良区西新にある西南学院大学にあったものだそうです。



地面に座って休んでいる鳩。なんか眠たそう。

写真を撮っていると、上空を福岡空港に着陸する飛行機が低空で頻繁に飛んでいたので、ついでに飛行機の写真も撮った。福岡空港に海側 (北側) から着陸する飛行機は、近くの九大の真上を低空で飛ぶので、筥崎宮からも飛行機が間近に見えるのだ。


ANA B767-300

スカイマークB737-800


JAL B777-200
建物を入れて撮るとこんな感じになります

JAL B777-200 (つづき)
右下に見えるのは楼門の屋根


ANA B767-300

ANA B767-300 (つづき)

Part 2:九大

筥崎宮で写真を撮った後は、近くなのでついでに九大まで行ってみることにした。地下鉄だと一駅だが、わざわざ地下鉄で行くほどの距離ではないので、歩いて行くことにした。この日もけっこう暑かったけど、頑張って歩きました。

九大正門から中に入ってみると、夏休み中ということもあり、キャンパスはひっそりしている。キャンパス内に点在する歴史を感じさせる建物の写真をとっていると、やはり真上を飛行機が低空で飛んでいく。まさに真上で、飛行機の腹しか見えない。


九大正門

正門脇の建物


キャンパスの真上を
低空で飛ぶ飛行機

飛んできたのは
大韓航空A330-300

旧工学部本館 (だったかな?)



向かい側にある赤レンガの建物

赤レンガの大学事務棟 (だったかな?)


また飛んできた

今度はスカイマークB737-800

夏らしい写真を
建物と入道雲

九大はたしか福岡市西部の糸島半島辺りに新しいキャンパスをつくって移転が始まっているけど、九大の象徴のようなここ箱崎キャンパスはその後どうなるのだろう。学生で賑わった箱崎の学生街はどうなっていくいのだろう。写真を撮った後、九大の近くを歩きながらふと考えてしまった。

おわり。