♬ 音楽CD&DVD ♪

■DVD編 

ここ何年かの間に買ったお気に入りの音楽DVDを中心に一覧にしました。


Date: 2024/03/09 
Artist: The Jazz Avengers
Title: The Jazz Avengers Live 2023 〜Unite〜
Released Year: 2024


今注目の女性ジャズ・グループ The Jazz Avengers のライブDVD。DVDが出たのは知っていたので、買おうと思っていたのだ。音楽ライブのDVDを買ったのは本当に久しぶりで、調べてみたら、2013年10月に買った 上原ひろみ The Trio Project の『Move Live In Tokyo』以来の11年ぶりだった。

これは2023年10月に東京・渋谷プレジャープレジャーで開催されたライブを収録したものだ。メンバーは、川口千里(Drums)、芹田珠奈(Bass)、瀬川千鶴(Guitar)、竹田麻里絵(Keyboards)、中園亜美(Soprano Saxophone)、寺地美穂(Alto Saxophone)、WaKaNa(Alto Saxophone)、米澤美玖(Tenor Saxophone)の8人で、収録されているのは彼女らの1stアルバム『The Jazz Avengers』の楽曲+αだ。

ギター、ベース、ドラムス、キーボードにサックス4管による非常にバランスの取れたアンサンブル、さらには各メンバーそれぞれのソロ・パフォーマンスと、見どころ満載のライブ映像だ。さらに、特典映像として、収録全曲映像コメンタリーが収録されていて、それぞれの楽曲収録に対する彼女らの想いが伝わってくる内容だ。

それにしても、これまで日程の関係で彼女らのライブに行くことができなかったが、このライブ映像を見ていると、このライブに行きたかったなぁと、今更ながら思ってしまう。今年こそはライブに行きたいと思っている、今日この頃だ。

Date: 2013/10/25
Artist: 上原ひろみ - The Trio Project featuring Anthony Jackson & Simon Phillips
Title: Move Live In Tokyo
Released Year: 2013


このDVDは去年の " MOVE " 日本ツアーの最後の東京公演を収録したもので、彼女のオフィシャルウェブサイトで先行予約して購入したものだ。まだ一般発売はされていないもので (これを書いている時点で) 、ケースの表には彼女のサインも入っているのだ。

アンソニー・ジャクソン (Anthony Jackson; Contrabass guitar) とサイモン・フィリップス (Simon Phillips; Drums) とのトリオも2年目で (ライブがあった時点で) 、その間数々のライブをこなしてきたこともあり、お互いに素晴らしいパフォーマンスを引き出していて最高の音楽をつくりあげている。ライブの選曲はアルバム " Move " からの楽曲が主で、冒頭から最後まで、彼らの熱く、エネルギッシュな演奏を堪能できる内容だ。去年の12/8-9日に東京国際フォーラムで行われたライブにはもちろん行ったのだが (僕は1日目の12/8のライブに行った) 、これを視聴していたらその時の様子がありありと思い出された (ただ、DVDに収録されていたのは最終日の12/9のライブのような気がする) 。

DVDは3枚構成になっていて、1~2枚目が東京国際フォーラムでのライブ、3枚目の特典DVDは2013年のヨーロッパツアー (フィンランド、エストニア、リトアニア) のドキュメンタリー映像で、ツアーの模様と彼女とアンソニー・ジャクソン、サイモン・フィリップスのインタビューも交えた内容になっている。

Date: 2012/12/22
Artist: Yes
Title: Yessongs – 40th Anniversary Special Edition
Released Year: 2012


久しぶりに買ったイエス (Yes) のライブDVD。

イエスといえば、ピンクフロイド (Pink Floyd) 、ELP (Emerson, Lake & Palmer) 、キングクリムゾン (King Crimson) と共にプログレッシヴロックの四天王に数えられるバンドだが、僕が特に気に入っているのがこのイエスとピンクフロイドなのだ。

このライブDVDは1972年12月15日~16日にかけてロンドンのレインボーシアターで行われたコンサートを収録したもので、ライブの40周年を記念してリリースされたものだ。このときのメンバーは、スティーブ・ハウ (Steve Howe: guitars) 、ジョン・アンダーソン (Jon Anderson: vocal) 、クリス・スクワイア (Chris Squire: bass) 、リック・ウェイクマン (Rick Wakeman: keyboards) 、アラン・ホワイト (Alan White: drums) で、イエスの黄金期のメンバーだ。この当時の映像を観るのはこれが初めてなのだが (これまでは写真でしか見たことがなかった) 、彼らの懐かしい姿 (みんな若くて長髪。リック・ウェイクマンに至っては金髪のストレートなロン毛!) を写した貴重な映像とともに、ものすごいテクニックを駆使した演奏は圧巻だ。

このライブが行われた頃はちょうどアルバム「危機 (Close To The Edge) 」が発売された頃で、このアルバムは彼らの最高傑作といわれる作品で、まさに絶頂期にあったのだ。ちなみに、僕はこのアルバムは確か高校生の頃に買ったのだが (もちろんLPレコード) 、その頃はプログレを聴き始めた頃で、あまりのすごさに衝撃を受けた思い出がある (このレコードは今でも実家に置いてあるのだが、今ではレコードをかけられないので、その後になってCDも買ったのだ) 。

イエスのライブDVDは10年位前に出た 「Keys To Ascension」 も持っていて、メンバーも今回のDVDと同じく全盛期のメンバーなのだが、ライブ映像を見て彼らも随分年をとってしまったと思ったのだ。それから10年位経っているので、彼らもさらに歳をとっているわけで (たしかもう60代半ばくらいから70近くだと思う) 、あらためて、あれから随分年月が経ったんだなということを感じてしまった。

Date: 2012/02/16
Artist: 上原ひろみ - The Trio Project featuring Anthony Jackson & Simon Phillips
Title: Hiromi LIVE IN MARCIAC
Released Year: 2012


彼女の Official Web Site で先行予約して購入した特典付きDVDで、まだ一般発売はされていないもので (2012.6.16時点) 、彼女のサイン入りジャケット、DVDも本編だけでなくボーナスDVDもついている。

今回のライブDVDはアンソニー・ジャクソン、サイモン・フィリップスとのトリオ・The Trio Project のフランス・マルシアック (Marciac) でのライブを収録したものだ。収録されている曲はアルバム 「Voice」 からの曲が中心で、彼女のピアノとアンソニーのベース (6弦コントラバスギター) 、サイモンのドラムが絡み合い、ライブならではの臨場感にあふれる息の合った即興演奏を聴かせてくれる。去年の年末の日本ツアーの模様がありありと思い出された。ちなみに、フランスでのライブなので、オープニングの演奏の後、英語ではなくフランス語でメンバー紹介などをしている。

本編にはライブだけでなく、特典映像として2011年10月から11月にかけて行われたヨーロッパツアーのドキュメント映像 " Five Days, Five Countries " (5日間で5ヶ国をツアーでまわった) も収録されている。ボーナスDVDは同じくマルシアックでのライブから " Summer Rain " が収録されている。これは多分アンコール曲かな?
そういえば、去年の日本ツアーでのアンコールもこの曲だったのを思い出した。

僕は彼女のライブDVDはこれを含めて3つ持っているのだが、DVDとしての完成度という点では、この作品が一番完成度が高いように思う (前の2つもいいけど) 。

Date: 2011/07/23
Artist: Larry Carlton Trio
Title: New Morning – The Paris Concert
Released Year: 2010


フュージョン界のトップギタリスト・ラリー・カールトンのライブDVD。タワレコでたまたま見つけて、久しぶりにライブDVDも買うことにしたのだ。

ラリー・カールトンのライブDVDは、サファイア・ブルース・バンドのものを持っているが、今回のDVDはトリオでのライブだ。場所は同じくパリのライブハウス・ニューモーニングで、2008年4月に収録されたものだ。トリオのメンバーは、ラリー・カールトン (g) 、彼の息子のトラヴィス・カールトン (b) 、トス・パノス (ds) 。

ギター、ベース、ドラムスというシンプルなバンド構成でのこのライブでは、彼はとても穏やかな表情で、心ゆくまでギターを奏でているのがとても印象的で、サファイア・ブルース・バンドとも、彼が最近まで在籍していたスーパーバンド Fourplay とも違う、一ギタリストとしてのラリー・カールトンここにありという感じのライブだ。聴衆も彼のギターに酔いしれてしまう、そんなライブだ。

また、バックで彼をサポートするトラヴィス・カールトン (体型はぜんぜん違うが、彼の息子だ) のベース、トス・パノスのドラムスも息がぴったりで、ソロでもなかなかいい演奏を聴かせてくれる。

Date: 2010/06/05
Artist: Larry Carton & The Sapphire Blues Band
Title: New Morning – The Paris Concert
Released Year: 2008


フュージョン界を代表する名ギタリスト、ラリー・カールトンのライブDVD。

2004年にパリのライブハウス・ニューモーニングで行われたライブを収録したものだが、前年に発表されたアルバム 「Sapphire Blue」 にちなんだサファイア・ブルース・バンドを引き連れてのライブだ。このバンドはキーボード、ベース、ドラムの他に、サックス (テナーとバリトン) 、トランペット、トロンボーンといったブラスセクションが加わった構成になっていて、ベースは彼の息子トラビス・カールトン (Travis Carlton) が担当している (父親に似ず随分と巨漢だなぁ) 。

オープニングの " Friday Night Shuffle " のようなドライブの効いたナンバーから、" Sapphire Blue " に収録されている曲を中心に、ブルースやメロウナンバーまで、彼のギターを存分に堪能できるファンにはたまらない内容になっている。彼のギターだけでなく、Mark Douthit のテナーサックスもなかなかいい。アンコールは彼の代名詞ともいえる " Room 335 " とメロウなナンバーの " Sleepwalk " の2曲だ。
これを観ていたら、彼のライブに行きたくなった。6月下旬から7月初めにブルーノート東京で彼のライブがあったようだが、僕は用事があって行けなかったので、この次は是非とも行きたいと思う。

Date: 2009/2/28
Artist: Sarah Brightman
Title: Symphony - Live in Vienna
Released Year: 2009


2008年1月に行われたコンサートを収録したDVD。場所は何とウィーンにあるシュテファン大聖堂で、世界遺産に登録されている聖堂だ。コンサートもTV番組収録のために特別に開催されたものだそうだ。

曲目はこのコンサートの後にリリースされたアルバム 「Symphony」 からのものを中心に、" Fleurs Du Mal (嘆きの天使) " や " Symphony "、" Running " (2007年の世界陸上やTVコマーシャルに使われていた曲) 、それから名曲 " Time To Say Goodbye "、" The Phantom Of The Opera (オペラ座の怪人) " などだ。
普通のホールでのコンサートに比べて、このようなゴシック建築の大聖堂でのコンサートは、聖堂内部の荘厳な感じと彼女がマッチしているようで、なかなかいいと思った。アルバム 「Symphony」 のジャケットの絵を彷彿させるような映像だ。特に、”オペラ座の怪人” では、聖堂内部の上方にあるバルコニーに立って歌っているところを下からのアングルで撮っていて、ライトの当たり加減も手伝って、怖いくらいの表情に見えた。パイプオルガンの音も大聖堂ならではのものだ。

ちなみに、会場となったシュテファン大聖堂はモーツァルトと彼の妻のコンスタンツェの結婚式と、彼の葬儀が行われたところだそうだ。

Date: 2009/1/12
Artist: Fourplay
Title: Live in Cape Town
Released Year: 2008


南アフリカのケープタウンで開かれたFourplayのライブを収録したDVD。

CDのページでも書いたが、このバンドもとにかく凄いメンバーの集まりだ。メンバーはボブ・ジェームズ (Bob James: keys) 、ネイザン・イースト (Nathan East: b, vo) 、ラリー・カールトン (Larry Carlton: g) 、バーヴィー・メイソン (Harvey Mason: ds) 。ともに素晴らしいテクニックの持ち主の4人が繰り広げるライブは観応え・聴き応えがある。

それに、途中2曲ほどベーシストのネイザン・イーストがヴォーカルをとっている曲があり、とくにスキャットで歌っている方はなかなかいい (ジョージ・ベンソンがよくやるように、ベースの旋律に合わせてスキャットで歌っている) 。ネーサン・イーストはベースだけでなくヴォーカルもやるというのは聞いたことがあるが、実際に聴いたのは初めてだ。

Date: 2008/12/7
Artist: 上原ひろみ
Title: Hiromi - Live in Concert (左) , Hiromi's Sonicbloom - Live in Concert (右)
Released Year: 2008


2枚同時にリリースされた上原ひろみの待望のライブDVD。

左は2005年12月2日に品川ステラボールで行われたコンサートの模様を収録したもので、上原ひろみ (p, key) 、Tony Gray (b) 、Martin Valihora (ds) といういつものトリオによるもの。アルバム 「Spiral」 リリース直後のツアーなので、演奏している曲は 「Spiral」 に収録されている曲がメインで、彼女のピアノが存分に堪能できる内容になっている。

右は2007年12月9日に東京国際フォーラムで行われたコンサートの模様を収録したもので、いつもの3人に David Fiuczynski (g) が加わったバンド・Hiromi's Sonicbloom によるものだ。こちらはアルバム 「Time Control」 リリース直後のツアーなので、「Time Control」 に収録されている曲が中心で、ギターが加わった分サウンドに幅が広がっている。

どちらもライブならではの臨場感あふれる演奏で、あらためて彼女のテクニックの凄さを実感してしまった。彼女だけではなく、トニー・グレイのベースも、マーティン・ヴァリホラのドラムも、そしてデビッド・フュージンスキーのギターもすごい。それぞれのミュージシャンが息の合ったハイレベルのテクニックで織りなす音楽に圧倒されてしまう。

僕は福岡にいたときに2回彼女のコンサートに行ったのだが、このDVDを見ていてその時の情景が脳裏に浮かんだ。このときも結構盛り上がっていたのだが、特に2回目に行った時は、コンサートが終わりに近づくにつれ、みんな総立ちになって大盛り上がりになったのだ。

彼女の良さは天才的なテクニックもさることながら、ある時は繊細に、またある時は激しく大胆な演奏にあると思う。そして時折見せる演奏することが楽しくてたまらないという表情が好きだ。まさに元気が出るピアノだ。

Date: 2008/8/9
Artist: Celtic Woman
Title: A New Journey - Live At Slane Castle, Ireland
Released Year: 2007


ケルティック・ウーマンのライブDVD。DVDとしては2作目になる作品だが、この時のメンバーは、 クロエ (Chloë Agnew) 、ヘイリー (Hayley Westenra) 、リサ (Lisa Kelly) 、メイヴ (Méav Ni Mhaolchath) 、オーラ (Órla Fallon) の5人のヴォーカリストと、ソロ・フィドラー (ヴァイオリニスト) のマレード (Máiréad Nesbitt) だ。この6人の中で僕が知っていたのは、ニュージーランドの歌姫・ヘイリーだけだが (彼女はソロの歌手として有名だが、このときのコンサートではメンバーに加入していたそうだ) 、他の人たちもソロでも十分やっていけるだけの実力のある人たちばかりだ (後で調べたら、ソロアルバムも出しているらしい) 。

アイルランドの由緒あるお城 ”スレイン城” (なんでも、このお城は1年に1回だけ、大物アーティストだけにコンサートを開催するのが許可されるらしい) をバックに繰り広げられるコンサートは、まさに素晴らしいという一言に尽きる (これ以外の言葉を思いつきません) 。
中でも印象に残ったのはマレードで、小さな体でステージを縦横無尽に走り回って (というより、飛び回ってという表現の方がピッタリくる) フィドルを弾いている姿がとてもエネルギッシュだった。僕はこのDVDを見ただけで彼女のファンになってしまった。今度はソロアルバムを聴いてみようかな。それから、何といってもよかったのはヘイリーだ。彼女の歌声は5人の中でも特に際立っていた。ヘイリーやマレードに限らず、他の人たちのパフォーマンスもすばらしい。まさに彼女たちは ”美しさ” と ”才能” を兼ね備えた人たちだと思う。

僕は昔はロック、今はジャズばかり聴いているけど、たまにはこういう音楽を聴いてみるのもいいものだ。これでまたお気に入りのミュージシャンがまた増えたという感じだ。

Date: 2007/10/27
Artist: 山中千尋
Title: Live In Tokyo - Tour 2007 Summer
Released Year: 2007


2007年6月23日に東京の草月ホールで行われたコンサートの模様を収録したDVDだが、実は僕はこの時客席にいたのだ。ステージの周りにやけにカメラがあるなと思っていたら、途中で彼女自身がこのコンサートの模様は後でDVDで発売されると言っていたので、発売されてすぐに買ったのだ。

このときのベースとドラムはいつもの外国人のオジサンたちではなく (山中千尋といえば、何となくこういうイメージが僕にはある) 、Jennifer Leitham (Bass) 、Allison Miller (Drums) という白人女性の二人だ。女性のベーシスト―しかもでかいウッドベース―とドラマーは珍しいが (僕の個人的な印象です) 、さすがに演奏はすばらしかった。特にアリソンのドラムは結構迫力があり、印象深かった。

Date: 2006/11/4
Artist: 小林香織
Title: Kaori Kobayashi Live - Live at STB139, 2006.6.28
Released Year: 2006


2006年6月28日に東京・六本木のスイートベイジル139で行われたコンサートの模様を収録したDVD。

”ジャズ界のアイドル” と呼ばれる彼女だが、演奏はしっかりしていてなかなかいい。曲目は1st&2ndアルバムからの曲を中心に (この当時は2作目までしか出していなかったので、当たり前だが) 、バックに笹路正徳 (kbds) 、天野清継 (g) 、日野賢二 (b) 、村上”ポンタ”秀一 (ds) というスペシャルメンバーを迎えてライブ演奏が繰り広げられている。

Date: 200?/??/??
Artist: Pink Floyd
Title: Pink Floyd in Concert P・U・L・S・E
Released Year: 2005


1994年、ロンドンのEarls Courtで行われたピンクフロイドのコンサートの模様を収録したDVD。
2枚構成になっていて、1枚はアルバム 「 Wish You Were Here (邦題:炎/あなたがここにいてほしい) 」 に収録されている " Shine On You Crasy Diamnd "など、2枚目では1973年の大ヒットアルバム 「 The Dark Side Of The Moon (邦題:狂気) 」 の全曲を通して演奏している。どちらも30年以上前のアルバムだが、今聴いても古臭さを感じさせないあたりがすごいところだ。まぁ、 ”プログレッシヴ” ロックというくらいだから、当時としてはとても斬新なサウンドだったのだ。時代のはるか先を行っていたということかな。

僕は 「Wish You Were Here」 と 「The Dark Side Of The Moon」 のどちらのアルバムも持っていて、高校生の頃よく聴いていた。レコードはよく聴いていたが、ピンクフロイドのライブ映像を見るのはこれが初めてだ。このライブは舞台装置も大がかりで、ショー的な要素も強いように感じたが、コンサートとしての完成度はとても高いと思う。

ピンクフロイドに限らず、プログレッシヴロックは昔から結構好きだった。CDも昔よく聞いていたのを少しずつ買い集めているのだ (でも最近はあまり買っていないような・・・) 。

Date: 200?/??/??
Artist: Shakatak
Title: Live at duo MUSIC EXCHANGE
Released Year: 2005


2005年6月、東京・渋谷の duo MUSIC EXCHANGE で行われたシャカタクの来日コンサートの模様を収録したDVD。" Invitations " に始まり " Night Birds " で終わるこのライブは、まさにシャカタクサウンドてんこ盛りの内容だ。

僕はシャカタクのアルバムは何枚か持っているが、ライブ映像を見るのは実は初めてだ。昔から結構好きなんだけどね。

考えてみればシャカタクがデビューしたのは僕が学生の頃だったので、結構息の長いバンドだ。彼らもいいオジサン、オバサンになってしまって、時代の流れを感じてしまう。

Date: 200?/??/??
Artist: Bond
Title: Live At The Royal Albert Hall
Released Year: 2001


元祖エレクトリック・ストリング・カルテット、ボンド (BOND) のライブDVD。メンバーはヘイリー (Heylie Ecker: 1st violin) 、エイオス (Eos :2nd violin) 、タニア (Tania Davis: viola) 、ゲイ=イー (Gay-Yee Westerhoff: cello) の4人だ。ロンドンのクラシックの殿堂、ロイヤルアルバートホールで行われたコンサートの模様を収録したものだ。このコンサートは彼女らがデビューした頃のものなので、もう7,8年くらい前 (この記事を書いている時点で) のものだが、僕は結構気に入っていて、今でも時々観ることがあるのだ。

このDVDはデビューアルバム 「Born」 からの選曲が中心だが、その中でも僕は " Duel " と " Kismet " が結構好きだ。彼女達はコンサートではほとんどエレクトリック・バイオリン/ビオラ/チェロを弾いていて (ヤマハのサイレントシリーズを使っている) 、ステージを所狭しと動き回っている。途中で2曲だけアコースティックで演奏していて、なかでも " Korobushka " は圧巻だ。特に第1ヴァイオリンのヘイリーはすごい!

ボンドには一時期結構ハマってコンサートにも2回行ったのだが、2005年頃から活動を休止していて、一体どうしたんだろうと気にはなっているのだ。願わくば活動を再開してほしいものだ。

Date: 200?/??/??
Artist: 松居慶子
Title: White Owl - Keiko Matsui in Concert 2002
Released Year: 2003


2002年6月21日に渋谷のオーチャードホール行われた松居慶子のコンサートの模様を収録したDVD。CD版も持っているのだが、ライブならやっぱりDVDの方がいいと思ったのでDVD版も買ったのだ。

彼女はアメリカで人気・実力ともNo.1といわれるジャズピアニストで、全米スムースジャズ大賞最優秀女性アーティスト賞を2年連続 (2000,2001年) で受賞しただけあって、アメリカでの人気はすごいようだ。彼女は世界中を飛び回って コンサートを行っていて、アメリカはもとより世界中にファンがいる。曲はすべて彼女のオリジナルで、常に新しい曲を書き続けるというのは本当にすごいことだ。彼女の曲はメロディが美しくどことなく日本的な感じがする曲が多いと思う。それが逆に世界で受け入れられているということなのかな。
僕は彼女のコンサートには何回か行ったが、僕が最初に行ったのはこの翌年の日本ツアーで、場所は同じくオーチャードホールだった。でも最近は日本でのコンサートが少ないような気がして少し残念だ。以前のように日本ツアーはやらないのかな?

Date: 200?/??/??
Artist: 山中千尋
Title: Leaning Forward - Live in Osaka
Released Year: 2003


2003年2月15日 (彼女がメジャーデビューする前) に、大阪のフェニックスホールでのコンサートを収録したもので、”澤野工房” が出しているDVD。僕は新宿のヴァージンメガストア (何年か前に閉店してしまったが) の店内のモニターでこの映像が流れていて、思わず買ってしまった。それ以来、彼女のファンになったのだ。

収録されている曲は、" Girl From Ipanema " (ボサノヴァの有名な曲) に始まり、今では彼女のコンサートではお馴染みになった感がある " Ballad From Their Footsteps / Three Views of a Secret " 、" Living Wothout Friday " 、
" Yagibushi " などだ。

この頃の彼女は、現在のような椅子からずり落ちそうになるような激しい動きはなく、まだ初々しい感じで、愛くるしい笑顔を振りまいていたのが印象的だった。