東京都心散策(49) ― 平成最後の桜 - 品川神社~品川キリスト教会~御殿山 ― |
東京の桜も満開になったことだし、平成最後の桜の写真を撮りに行ってきた。
今回はどこに行こうかとネットでお花見スポットを検索して、品川の御殿山に行ってみることにした。
横浜から京急で品川に向かっていたら、電車が品川に到着する手前で車窓から神社が見えたので、まずはそこに行ってみることにした。品川で電車を降りて、スマホで地図を確認したら、その神社は「品川神社」という神社で、最寄りの駅は品川の2つ手前の新馬場だが、京急は駅間距離が短く、そんなに距離はなさそうだったので、歩いて行くことにした。
品川駅から歩いて10分程で目的地の品川神社に着いた。
ところで、品川神社について僕は全く知らないので、ネットで調べてみた。品川神社の公式サイトによると、
「御祭神は、天比理乃咩命(あめのひりのめのみこと)、宇賀之売命(うがのめのみこと)、素盞嗚尊(すさのおのみこと)で、今からおよそ800年程前の平安時代末期の文治3年(1187)に、源頼朝公が安房国の洲崎明神(現・千葉県館山市鎮座 洲崎神社)の天比理乃咩命を当地にお迎えして海上交通安全と祈願成就を祈られたのを創始としている。
やがて、鎌倉時代末期の元応元年(1319)に二階堂道蘊公が「宇賀之売命(お稲荷様)」を、さらに室町時代中期の文明10年(1478)に太田道灌公が「素盞嗚尊(天王様)」をそれぞれお祀りした。…(以下略)」
だそうだ。
とりあえず、入口の鳥居の写真を撮って、石段を上って(結構急な石段だ)境内へ。
まずは本殿でお参りをして、その後境内を見回していたら、桜の木を1本見つけた。ここにある桜はこの木1本だけだ。
右上の写真は鳥居の脇にある七福神のひとり「大黒天」の石像。ここは東海七福神めぐりの一つで、その起点になっているところらしい。
品川神社を後にして、来る途中で見かけた教会へ。
ここは「キリスト教品川教会」という教会で、建物の前に桜の木がある。
ここで写真を撮っていたら、ジョギングコースという看板を見かけたので、その順路の方に行ってみることにした。
ジョギングコースを歩いて行ったら、超高層ビルと眼下に庭園を見つけた。ここの周りにも桜が咲いているので、庭園の方に降りてみることにした。よくよく確認してみると、ここがネットで調べた品川の桜の名所・御殿山にある複合施設「御殿山トラストシティ」らしい。
ネットの記事によると、「御殿山は、江戸時代より歴代将軍の鷹狩りや茶会が催されるなど、華やかな文化を醸成してきたエリアであり、桜の名所としても江戸庶民の行楽の地として広く親しまれてきた」ところだそうで、葛飾北斎の『東海道品川御殿山ノ不二』にも描かれている。
ここは品川の桜の名所らしいが、訪れている人は少なく、ゆっくり見物できそうだ。
※御殿山に行ったのは新元号が発表される前だったので、「令和」と書かれた提灯の写真はありません。
ひと通り桜の写真を撮ったので、その後は品川駅まで戻ることにした。
おわり。