東京都心散策(56) ― 今年の紅葉(2021年)- 六義園 ― 

Walking in Tokyo No.56  -2021.11.20-

- Autumn Leaves in 2021: Rikugien Garden, Komagome, Tokyo -

今年の紅葉(2021年)- 六義園


土曜日に紅葉の写真を撮りに行ってきた。

関東の平野部でも木々が色づいてきた。しかも、日本の新型コロナ感染者数は激減し、今のところ落ち着きを見せている。それに加えて、この日はとってもいい天気だった。ということで、気合を入れて一眼レフカメラを持って、紅葉の写真を撮りに行くことにした(重い一眼レフカメラを持ち歩くには、気合を入れなくてはならない今日この頃である)。

さて、今年はどこに撮りに行こうかと考えたが、今まで行ったことのないところで、前から行ってみようと思っていた「六義園」に行くことにした。休日に都心まで写真を撮りに行くのは2年ぶりだ。


午前中、なんだかんだとやっていたら、ウチを出るのがお昼頃になってしまったので、六義園についたのは午後もだいぶ過ぎた頃になってしまった。正門の前にはチケットを買う人の行列ができていた(行列は中のチケット売り場から門の外側にまで続いていた)。今まではコロナ禍で事前予約が必要だったが、11月15日からは事前予約は必要なくなったようなので、事前には予約はしていなかった。なので、最後尾のところまで行って列に並ぶことにした。しかし、列の進みは比較的速かったので、20分位(たぶん)でチケットを買うことができた。


ところで、六義園は名前は知っていたが、具体的にどんな庭園なのかはよく知らない。入口でもらったリーフレットによると、

「六義園は第5代将軍・徳川綱吉の信任が厚かった川越藩主・柳沢吉保が元禄15年(1702)に築園した和歌の趣味を基調とする回遊式築山泉水の大名庭園。江戸時代の大名庭園の中でも代表的なもので、明治時代に入って三菱の創始者である岩崎彌太郎の別邸となった。その後、昭和13年(1938)に岩崎家より東京市(都)に寄付され、昭和28年(1953)に国の特別名勝に指定された。

園名の由来は、中国の詩の分類法(詩の六義)にならった古今集の序にある和歌の分類の六体(そえ歌、かぞえ歌、なぞらえ歌、たとえ歌、ただごと歌、いわい歌)に由来したもの。柳沢吉保自身は「六義園記」では、日本風に「むくさのその」と呼んでいたが、現在では漢音読みで「六義」を「りくぎ」と読む習わしから「りくぎえん」と読んでいる」

のだそうだ。


この日は紅葉の写真を撮るのが主目的なので(撮るのは紅葉だけではないが)、園内を散策しながら写真を撮ることにした。広い園内の中央には「大泉水」という池があり、その周りに峠や茶屋や橋などが配置されている。


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ひととおり園内を散策し、写真も撮ったことだし、これで六義園を後にして、家路に着いた。途中、新宿かどこかで一杯飲もうかと思ったが、結局そのまま帰ることにした。いつもだったら、必ずどこかで一杯飲んでいたんだが、なんだかコロナで行動が変わったような気がする。


おわり。