東京都心散策(57)
 ― 根津神社でつつじを鑑賞した後は、上野東照宮で金ピカ建物鑑賞 ― 

Walking in Tokyo No.56  -2022.04.30-

- Watching Azarea Flowers in Nezu Shrine and Golden Building of Ueno Toshogu Shrine, Nezu/Ueno, Tokyo -

1. 根津神社


GW中に久しぶりに一眼レフカメラを持って都心を散策した。

今年のGWはコロナ禍以降初めて行動制限のないGWとなり、行楽地などは多くの人手が予想されるが、コロナでずっと自粛していたので、やっぱり出かけたくなった。それに天気も良かったし。

どこに行こうかとWebで色々検索したが、ちょうどこの時期はツツジが咲いているので、ツツジの名所に行ってみることにした。調べたえら、東京の根津神社で「つつじまつり」が開催されているので、今回はここに行ってみることにした。


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参道入口の鳥居

一旦新宿に出てお昼を食べた後は、小田急で代々木上原まで戻り、地下鉄千代田線に乗り換えて根津へ。根津駅から歩いて数分ほどで根津神社についた。鳥居の前にはそれなりに人はいたが、ごった返しているというほどでもなかった。


ところが、中に入って楼門まで来ると行列ができていた。正面で参拝したい人は列に並んで、それ以外の人は傍から進むようなアナウンスが流れていたので、とりあえず列に並ぶことにした。


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楼門の前の行列
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楼門
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舞殿
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唐門


唐門の前で待っていると、どこからか鳥の鳴き声が聞こえた。見上げると緑色をした鳥が見えた。この時のは鳥の種類まではわからなかったが、後で調べたら、どうやら「ワカケホンセイインコ」という外来種の鳥のようだ。


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ワカケホンセイインコ


やっと拝殿の前まで来て参拝することができた。神社の建物を見ているうちに、やたらと「卍」のマークがあるのに気がついた。

神社なのになんでお寺の卍のマークがあるのか?

これは神仏習合の時代の名残なのかな?


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拝殿
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拝殿の屋根の部分にある「卍」のマーク
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拝殿の軒下のきらびやかな装飾(左側)
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拝殿の軒下のきらびやかな装飾(右側)
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狛犬と灯篭(左側)
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狛犬と灯篭(右側)


参拝した後は、写真を撮りつつ辺りを歩いていたら、お稲荷さんの赤い鳥居に出くわした。このお稲荷さんは乙女稲荷神社というようだ。池の向こうに社殿と千本鳥居があるので、そちらに行ってみることにした。


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乙女稲荷神社の鳥居
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乙女稲荷神社
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千本鳥居


千本鳥居の向こうのツツジの庭園に入るところにはこれまた行列ができているので、密になるのを避けるため中に入るのはやめて、境内からツツジを眺めるだけにした。


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神社内を一通り巡ったので、根津神社を後にした、不忍通りまで戻って、上野公園まで歩いて行くことにした。


2. 上野東照宮


上野公園は博物館や美術館には以前はよく行っていたけど(コロナ禍になってからは、まだ行っていないけど)、東照宮にはまだ行ったことがなかったので、今回行ってみようと思い立ったのだ。

公園内に入って不忍池のほとりをぐるっと回って行ったが、公園には多くの人が訪れていた。


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不忍池の弁天堂とスカイツリー
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不忍池を巡る道路脇で見かけたつつじ

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道路脇の小さな池(?)にいたカモ


不忍池から東照宮に向かう途中で見かけたつつじ

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根津神社からひたすら歩いて、やっとのことで上野東照宮に着いた。

東照宮の入口にはそれなりに人がいたけど混雑はしていなかったが、参道を歩いて唐門まで来たら参拝する人の行列ができていた。とりあえず列に並んで、順番が来るまで写真を撮った。


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参道入口の鳥居
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水舎門
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表参道
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神楽殿
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狛犬と灯篭
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唐門前には行列が
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唐門
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唐門の扉の脇の彫刻
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唐門脇の灯篭


その後はお札授与所で拝観料を払って境内へ。境内はあまり人はいなくて、どちらかというとひっそりとしていた。境内自体も狭いので、拝殿と本殿の写真を撮りながら、金ピカの建物を鑑賞したが、建物の中には入れないので、すぐに外に出てしまった。


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境内脇の大楠の樹
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透塀

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本殿
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拝殿
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拝殿の金ピカの扉
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拝殿の軒下の彫刻
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賽銭箱には金ピカの葵の御紋がある
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唐門の裏側


上野東照宮を一通り観終わって参道を戻る時、外側に五重塔が見えた。これは旧寛永寺の五重塔で、重要文化財に指定されている。


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旧寛永寺五重塔


上野東照宮を出た後は、さすがに歩き疲れたので、どこかで一休みしたくなった。それに喉も乾いたので、東京駅まで行って、一杯飲むことにした。東京駅北口の丸の内側と八重洲側の連絡通路を歩いていると、エビスバーが見えた。ここは以前何回か行ったことがあるが、コロナ禍でやっているのかどうかわからなかったが、やっているようなので行ってみることにした。お店はちょうどリニューアル・オープンしたところのようだ。エビスバーでの久しぶりのビールを堪能した。


おわり